Nottaのセキュリティは?保存先・AI学習・共有と削除の確認ポイント

Nottaのセキュリティは?保存先・AI学習・共有と削除の確認ポイント
こはな

仕事の会議をNottaに録音しても大丈夫でしょうか?

おりぶ

暗号化だけで決めず、学習の扱いと共有範囲まで確認すると判断しやすいよ。

Nottaを仕事で使うとき、気になるのは音声や議事録に含まれる顧客情報の扱いですよね。便利さを確かめる前に、預けてよい情報の範囲を決めておきたいところです。

Nottaには暗号化などの対策がありますが、業務利用は保存先・AI学習・共有・削除を分けて判断します。

本記事は2026年10月15日に確認した公式情報をもとに、利用前の点検項目を整理したものです。セキュリティ監査や実機テストの報告ではありません。

  • 音声認識の学習と、要約などのAI機能の違い
  • 共有リンクを作る前と、利用を終えた後の確認
  • 社内で導入判断に使えるチェック表・問い合わせ文
目次【タップ可】

Nottaの安全性は4つの項目で判断する

Nottaの安全性は4つの項目で判断する

最初に、サービス側の対策と自分たちの運用を分けて見ます。

認証や暗号化が整っていても、入力する情報や共有先まで自動で決まるわけではありません。

暗号化と第三者評価は判断材料になる

暗号化や認証は、確認の出発点です。

公式サイトはHTTPSによる転送時の保護、保存データの暗号化、ISO 27001やSOC 2に関する取り組みを説明しています。

顧客の音声を扱う部署なら、認証名だけを控えるのではなく、社内審査に必要な対象範囲や報告書の提供可否まで確かめるとよいでしょう。

ただし、こうした対策があることと、自社の機密情報を入力してよいことは別の判断です。

出典:Nottaのセキュリティ体制(2026年10月15日確認)

保存・学習・共有・削除を一枚で点検する

導入前は、次の4項目をセットで確かめましょう。

安全性をひとことで評価すると、データの扱いの違いを見落とすためです。

たとえば「国内に保存される」と確認できても、音声認識や翻訳の外部処理まで同じ条件とは限りません。

自社の条件に合わない項目が残る場合は、録音する前に確認するのが確実です。

点検項目公式情報で分かること利用者が確かめること
保存公式ヘルプは東京のデータセンターでの保管を案内外部委託先・処理地域が自社の要件を満たすか
AI学習音声認識と、それ以外のAI機能で扱いが異なる契約プランと「AI学習なし」の適用範囲
共有リンクのパスワード・有効期間の設定を案内閲覧者、公開内容、共有を終える日
削除ゴミ箱・完全削除・退会を区別社外に保存したコピーやバックアップの扱い
図解:保管と外部処理、AI学習、共有と削除の点検

保存先が国内でも外部処理の条件は別に確認

保存先が国内でも外部処理の条件は別に確認

Nottaの保管場所は、公式ヘルプで確認できます。

ただし保管と処理を同じ意味で受け取らず、社内規程に必要な範囲を整理してください。

公式ヘルプでは東京のデータセンターに保管

保存先の案内は東京ですが、すべての処理が国内で完結するという意味ではありません。

保管場所の説明と、外部サービスを通じた処理の説明は対象が違うためです。

具体的には、プライバシーポリシーには音声認識や翻訳で第三者のAPIを使う旨が記載されています。

国内保存が必須の案件では、元データだけでなく、認識結果や翻訳データの処理先も契約前に照会しておきましょう。

出典:データは国内に保存されていますか?(2026年10月15日確認)

出典:プライバシーポリシー(2026年10月15日確認)

リージョン指定とスタッフ閲覧の説明を確認

地域の指定や閲覧の扱いは、必要な条件を具体的に問い合わせます。

公開ヘルプの更新日が古い項目もあり、現在の個別契約で同じ条件が適用されるかを確かめる必要があるからです。

リージョンについてのヘルプは指定できないと案内し、スタッフ閲覧については文字起こし内容を閲覧できないと説明しています。どちらも掲載上の更新日は2022年です。

サポートに自分でデータを提出する場合も含め、どの担当者・委託先が何にアクセスできるかを確認すると、社内へ説明しやすくなります。

出典:保存リージョンの指定(2026年10月15日確認)

出典:Nottaスタッフによる文字起こし内容の閲覧(2026年10月15日確認)

AI学習は音声認識と要約などを分けて考える

AI学習は音声認識と要約などを分けて考える

「AI学習されますか」という疑問は、機能を分けると整理できます。

公式ヘルプでも、音声認識エンジンの学習と、それ以外のAI機能は別の説明です。

通常の音声認識では学習に使われる場合がある

おりぶ

「音声認識」と「要約」の学習条件は分けて確認しよう。

「Nottaのデータは一切学習に使われない」とは言い切れません。

公式ヘルプでは、国内の音声認識パートナーが一部の音声・認識結果を精度改善に利用すると説明しています。

取引先名や未発表の案件名が含まれる会議なら、通常の個人利用と同じ判断でアップロードするのは避けたい場面です。

公式は、単語の組み合わせが表す意味のある情報は学習しないと説明していますが、学習利用そのものを禁止する社内規程に適合するかは別に判断してください。

出典:AI学習について(2026年10月15日確認)

AI学習なしでもNotta全体の無保存とは限らない

「AI学習なし」は、Notta上に記録を保存しないという意味ではありません。

ヘルプ内の無保存の説明は、音声認識エンジンを提供する国内パートナー側の処理を指しています。

公式が「AI学習なし」の環境を案内しているのは、エンタープライズとビジネス Plusです。音声認識以外のAI機能には、どのプランでも学習用データを提供しないと説明しています。

仕事で必要なのが学習の除外なのか、保存期間の制限なのかを分けてください。両方が条件なら、それぞれの確認が必要です。

プラン名だけで判断せず、適用される機能、対象データ、委託先での保持、Notta本体の保存・削除条件を契約担当者に照会してください。

共有リンクと会議参加者の扱いを整える

共有リンクと会議参加者の扱いを整える

社外への漏えい対策では、保存先の確認と同じくらい共有の運用が大切です。

録音を始める前とリンクを送る前に、それぞれ確認する項目を決めておくと迷いにくくなります。

おりぶ

リンクを送る前に、共有される本文と音声の範囲を見ておこう。

共有リンクは必要な相手へ、必要な内容だけ渡します。

リンクを知る人へ渡る情報を、送信前に絞るためです。

具体的にはノートの共有画面で対象を確認し、有効期間とパスワード保護を設定して、共有先に見える内容を点検します。

リンクを転送された場合も想定し、社内の共有ルールと合う方式を選ぶことが大切です。

出典:共有リンクを使った外部へのノート共有(2026年10月15日確認)

会議では、録音と外部サービスでの処理を事前に案内しましょう。

参加者の認識と社内ルールをそろえないと、後から記録の扱いで困るためです。

顧客との打ち合わせなら、保存先・閲覧者・保存期間を社内で決めてから、録音の目的と利用サービスを伝える流れが考えられます。

録音できるか迷う場合は、機密情報を含まない会議や自作の短い音声で、操作だけを確認するところから始めてください。

  • 社内で利用が認められているサービスか
  • 顧客情報や個人情報を送信してよいか
  • 参加者への案内と必要な了承が済んでいるか
  • 記録を見られる人と、保存を終える日が決まっているか

削除・解約・退会はそれぞれ目的が違う

削除・解約・退会はそれぞれ目的が違う

利用を終えるときは、請求を止める操作とデータを消す操作を分けます。

必要な記録を残すのか、保存を終えるのかを決めてから進むと、取り違えを防げますよ。

ゴミ箱へ移動しただけでは完全削除にならない

おりぶ

ゴミ箱への移動と、元に戻せない完全削除は別の段階だよ。

ノートを削除すると、まずゴミ箱に移ります。

公式はゴミ箱内のデータを30日後に完全削除すると案内しており、移動直後の状態と完全削除は異なるためです。

具体的には不要なノートをゴミ箱へ移した後、必要に応じて権限のある利用者が完全削除を行います。

元に戻せなくなる前に保存義務や必要な記録を確認し、完全削除できない場合は管理者へ依頼してください。

出典:データの削除・復元(2026年10月15日確認)

解約ではデータが消えず、退会では復旧できない

支払いを止めたいだけなら解約、アカウントを終えたいなら退会を検討します。

退会はデータ削除を伴い、公式は復旧を受け付けないと説明しているからです。

有料利用を終えても議事録を保存したい人は、全文を扱えるうちに保存し、購入先で更新を停止する順序になります。

退会の処理期間と、バックアップや委託先の保持終了まで同じとは断定せず、必要な消去範囲は事前に照会してください。

出典:退会後のデータ削除(2026年10月15日確認)

請求を止める手順はNottaの解約方法で解説しています。

図解:入力前から利用終了までの安全確認の流れ

仕事で使う前のチェック表と問い合わせ例

仕事で使う前のチェック表と問い合わせ例

最後に、導入判断で未確認のまま残しやすい項目をまとめます。

機密情報を試しに送る前に、確認できた項目と回答待ちの項目を分けてください。

利用可否は情報の種類と契約条件で決める

自作の練習音声と顧客の会議では、入力できる情報の基準を分けます。

取り扱う情報により、必要な社内承認や契約上の条件が変わるためです。

公開用に作った短い説明音声なら操作確認に使えても、顧客の個人情報を含む音声には別の承認が必要な場合があります。

不明点が残る機密音声の投入は保留し、下の項目に答えをそろえてから判断すると確実です。

確認する条件確認先・記録する内容
入力できる情報社内規程、顧客との契約、利用目的
AI学習プラン、機能、学習除外の契約上の範囲
保存と外部処理Notta本体・認識・翻訳・要約の委託先や処理地域
権限と共有管理者、閲覧者、外部共有の制限
保存終了削除手順、バックアップ、委託先、社外のコピー

担当者への確認文をそのまま使う

問い合わせには利用目的と必須条件を添えると、回答を比較しやすくなります。

「安全ですか」だけでは、自社の基準に合う回答が得られにくいからです。

顧客会議に使うなら、録音・文字起こし・要約・翻訳のどこまで利用するのかを明記すると伝わりやすいでしょう。

下の文面を調整し、回答と確認日を導入記録に残してください。

顧客との会議の録音・文字起こし・要約で利用を検討しています。
以下について、対象プランと契約上の条件をご案内ください。
1. 音声・認識結果・要約・翻訳ごとの保存場所、外部委託先、処理地域
2. AI学習の有無と、学習なしが適用される機能・データの範囲
3. 管理者権限、外部共有制限、閲覧・操作の記録
4. ノート削除・退会後の消去時期、バックアップと委託先での保持
5. セキュリティシート、契約条件、審査に必要な資料の提供可否

Nottaのセキュリティは、対策の有無だけでなく、自分たちの情報と契約条件が合うかで判断します。確認の軸は保存・学習・共有・削除の4点です。その条件を確かめたうえで、Nottaの基本操作へ進むと導入の流れが整います。

出典は各節の公式ページを参照。画面設定や契約条件の実機確認は未実施です。図解は確認項目の整理であり、実画面ではありません。

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この記事を書いた人

AIツールやデジタルサービスを、暮らしや仕事に取り入れるヒントを発信。公式情報と実際の操作画面をもとに、使い方や迷いやすいポイントをわかりやすく紹介しています。

おりぶとこはなは、サイトの案内キャラクターです。

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