


Vrewって、無料で動画に字幕を付けられるんですよね?でも「危険性」って検索に出てきて、入れていいのか迷っていて……。



公式の利用規約やデータの扱いを読むと、怪しいソフトではないよ。気をつけたいのは、無料版の透かしと、音声がどこで処理されるか。使い方と料金と一緒に見ていこう。
Vrewは、韓国のVoyagerXが作るAIの動画編集ソフトで、公式サイトから入れれば無料から安心して試せます。知っておきたいのは、無料版で書き出すと透かしが入ることと、字幕を作る音声がアメリカのクラウドで処理されること。料金・規約・データの扱いは、2026年10月26日に公式サイトで確認しました。
この記事の結論
Vrewは、公式サイトから入れれば、無料で試して大丈夫な動画編集ソフトです。透かしとデータの行き先を知ってから使えば、心配はいりません。
- 運営会社・所在地・問い合わせ先が公式サイトと特定商取引法の表記で公開されている
- アップロードした動画の権利は利用者のもので、AIの学習にも使わないと規約・方針に明記
- 無料のFreeは月200クレジット(字幕だけなら最大200分)。透かしを消すのはLight(月1,590円)から
動画に自動で字幕を付けたい人・Vrewを入れても大丈夫か確かめたい人
Vrew公式サイトの料金・利用規約・個人情報処理方針・データ保護のページ(2026年10月26日確認)をもとにまとめています。


図解は公式の料金ページをもとに整理したオリジナルで、実際の画面ではありません。金額は消費税込みです。
Vrewとは?運営会社とできること


まずは、Vrewがどんなソフトで、どこの会社が作っているのか。
「危険?」と気になる人ほど、ここを先に押さえておくと判断しやすくなりますよ。
韓国のVoyagerX(ボイジャーエックス)が作るAI動画編集ソフト
Vrewは、韓国・ソウルに本社があるVoyagerX, Inc.が開発・運営している動画編集ソフト。
公式サイトの会社概要に、会社名・代表者(ナム・セドン氏)・所在地がはっきり書かれているのが、そう言い切れる理由です。同じ会社は、AIスキャンアプリの「vFlat」も運営しているとのこと。
具体的には、所在地はソウル特別市瑞草区のビルの10階。日本の利用者向けにも、問い合わせ先のメールアドレス(vrew-feedback@voyagerx.com)が公式サイトの下のほうに載っています。
日本向けには「特定商取引法に基づく表記」のページもあり、050から始まる問い合わせ用の電話番号やメールアドレス、返金の決まりまで載っている状態。名前も住所も分からない、という種類のソフトではありません。
話した声から字幕を作り、文字を消すと動画もカットされる



動画を「文章みたいに」編集できるのが、Vrewのいちばんの特徴なんだ。
Vrewの中心は、動画の声を聞き取って字幕を自動で作る「音声分析」という機能です。
字幕ができると、動画が1文ずつのかたまりに分かれて並びます。テキストエディタのような画面で、いらない文を消せばその部分の映像もカットされる、という仕組み。言い間違えた所を探して何度も再生し直す手間が減るのが、動画編集に慣れていない人に選ばれている理由です。
ほかにも、話の合間の無音を短くする「無音区間を短縮」、文章を読み上げる「AI音声」、100か国語以上への翻訳字幕、文章から動画を作る機能など、AIの機能がひととおりそろっています。
具体的には、ひとりでしゃべるYouTube動画や社内の説明動画、セミナーの録画などで、字幕づけとカットを一気に済ませたいときに向いているソフトですね。
パソコン版(Mac・Windows・Ubuntu)とブラウザ版がある
Vrewは、パソコンに入れて使うソフトが基本です。公式サイトでは、Mac・Windows・Ubuntu(Linux)の3つに対応していると案内されています(2026年10月26日時点の最新バージョンは4.8.1)。
インストールせずに試せるブラウザ版もありますが、Chrome以外のブラウザで開くと「Chromeブラウザでアクセスしてください」と表示されて使えませんでした。
ブラウザ版を使うなら、Google Chromeで開くのが前提です。
Vrewの料金|無料プランと有料3プラン


Vrewには無料のFreeと、有料のLight・Standard・Businessの4つのプランがあります。
下の金額は、2026年10月26日に公式の料金ページで確かめたもの(消費税込みの支払額)。料金はときどき変わるので、申し込む前に公式でも見ておいてくださいね。
| プラン | 月払い | 年払い(月あたり) | 毎月のクレジット | 音声分析の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0円 | 0円 | 200 | 最大200分 |
| Light | 1,590円 | 15,200円(1,267円) | 2,000 | 最大2,000分 |
| Standard | 2,490円 | 23,900円(1,992円) | 1万 | 最大1万分 |
| Business(法人向け) | 4,490円 | 43,000円(3,583円) | 1.2万 | 最大1.2万分 |
無料プランは月200クレジット。字幕づくりだけなら最大200分



「200分」は、クレジットを全部字幕づくりに使った場合の数字だよ。
無料のFreeプランでも、毎月200クレジットの範囲で音声分析(自動字幕)が使えます。
Vrewの有料・無料の差は「クレジット」の量で決まる仕組みになっているのが理由です。クレジットは字幕づくり・ノイズ除去・AI音声・翻訳・AI画像などで共通に使い、全部を音声分析に回せば最大200分、という計算になります。
具体的には、10分のしゃべり動画なら、字幕づくりだけで月に十数本ぶん。ただしAI音声やAI画像にもクレジットを使うと、そのぶん字幕に回せる時間は減っていきます。
月に数本の動画に字幕を付けるくらいなら、まずは無料で十分試せる量です。
有料にする目安は「透かしを消したいか」
有料プランに切りかえるかどうかは、書き出した動画の「透かし(ウォーターマーク)」を消したいかで決めると分かりやすいですよ。
料金ページで、Lightプランの追加機能として「Vrewのウォーターマークを削除」が挙げられているためです。言いかえると、無料のFreeで書き出した動画には、Vrewの透かしが入るということ。
仕事で納品する動画や、自分のチャンネルで公開する動画に使うなら、透かしの有無を先に確かめておいてください。
具体的には、Lightでは透かしのほかに、AIで作った画像・動画のダウンロードや、文章から動画を作るときの上限(1回3,000字→1万字)も広がります。Standardでは、プロジェクトをまたいだコピー&ペーストや「AI Edit Speech」なども加わる、という並び。
クレジットは毎月もらえて、余っても繰り越せない
年払いを選んでも、クレジットは1年分まとめてではなく、毎月の決済日を基準に1か月ぶんずつ付与されます。
使い切れなかったクレジットは、次の月に繰り越せません。
古い解説記事では「無料は月120分」など、機能ごとの上限で書かれていることがあります。バージョン4.0.0のアップデートで、機能ごとの利用量がクレジットにまとめられたので、数字は今の料金ページで確かめてください。
年払いは月払いより約20%安くなる一方、途中でやめたくなったときの返金には決まりがあります(くわしくは最後の「よくある質問」で)。まずは無料で1〜2本作ってみて、毎月どれくらい使うかが見えてから有料を考えても遅くありません。
Vrewの使い方|動画に自動で字幕を付ける流れ


ここからは、いちばんよく使われる「動画に自動で字幕を付ける」流れを見ていきます。
メニューの名前はバージョンで変わることがあるので、画面の案内もあわせて見ながら進めてください。
STEP1 公式サイトからダウンロードして、アカウントを作る



ソフトは、公式サイト以外の場所から入れないでね。
Vrewは、必ず公式サイト(vrew.ai)からダウンロードしてください。
パソコンに入れるソフトなので、どこから入れたかがそのまま安全性に関わるためです。公式サイトのトップには「無料ダウンロード」のボタンがあり、Mac・Windows・Ubuntuそれぞれのインストーラーが用意されている状態。
ダウンロードしたら、インストールしてVrewを開き、メールアドレスなどでアカウントを作る流れです。満14歳未満の人がアカウントを作るときは、保護者など法定代理人の同意が必要と利用規約に書かれています。
具体的には、ブラウザのアドレス欄が「vrew.ai」になっているかを確かめてからダウンロードボタンを押すだけ。入口はVrewの公式サイト(vrew.ai)です。
STEP2 「新規で作成」から動画を読み込む
Vrewを開いたら、画面の「新規で作成」を押し、字幕を付けたい動画をパソコンから選んで読み込んでください。
動画のかわりに、音声だけのファイルや、文章(台本)から始めることもできます。字幕づくりが目的なら、まずは手元のしゃべり動画を1本選べばOK。
STEP3 言語を選んで「音声分析」で字幕を自動で作る
動画を読み込むと、話している言語を選ぶ画面になります。日本語の動画なら日本語を選んで、音声分析を始めてください。
分析が終わると、動画が1文ずつのかたまり(クリップ)に分かれ、それぞれに字幕が付いた状態で並びます。
音声分析は、無料プランでは毎月のクレジットの範囲(最大200分)でしか使えません。
STEP4 字幕を直し、いらない所を消す



文章を直す感覚で、動画のカットまで終わるよ。
自動で作った字幕は、そのままだと聞き間違いが残るので、ひととおり読んで直します。
AIの聞き取りは、言葉が重なったり、BGMが大きかったりすると外れやすいのが理由です。固有名詞や専門用語も、別の言葉になっていることがよくあります。音声分析には、動画全体の流れから固有名詞や専門用語を直す「AI字幕校正」という機能も追加されています(バージョン4.2.0から)。
具体的には、字幕の文字をクリックして打ち直し、言い間違えた文やいらない文は消すだけ。消した文に合わせて、映像もいっしょにカットされる仕組み。話の合間の「間」が長いときは、ホームの「無音区間を短縮」でまとめて詰められます。
字幕を読みながら直すだけで、カット編集まで同時に終わるのがVrewの強みです。
STEP5 動画を書き出す
直し終わったら、書き出し(エクスポート)で動画ファイルとして保存すれば完成です。
無料プランで書き出した動画には、Vrewの透かしが入ります。
透かしなしで書き出したいときは、Lightプラン以上が必要です。書き出しの前に、プランと透かしの扱いを確かめておくと、あとで作り直す手間が省けますよ。


Vrewの危険性は?公式で確かめたデータの扱い


「Vrew 危険性」で検索すると、韓国の会社だから心配、データを抜かれるのでは、といった声も見かけますよね。
ここでは、利用規約・個人情報処理方針・データ保護のページに書かれていることだけを並べます。うわさではなく、公式の文面で判断してください。
アップロードした動画の権利は自分のもの。AIの学習にも使わないと明記



規約に「権利を取得することは一切ありません」とはっきり書いてあるんだ。
Vrewにアップロードした動画・音声の権利は、使ったあとも利用者のものだと利用規約に書かれています。
そう言える理由は、アップロードしたコンテンツについて会社がその権利を取得することはない、という一文が規約にはっきり入っているから。さらに個人情報処理方針とデータ保護のページでは、プロジェクトのファイルや中身をAIの学習に使わないこと、利用者の音声データをAIエンジンの改善のための学習に使わないことも明記されています。
具体的には、自分の顔や声が入った動画を読み込んでも、それが勝手にVrewのAIを鍛える材料になることはない、という約束です。
AIツールで気になる「学習に使われるか」は、Vrewでは公式に否定されています。
音声は国外(アメリカ)のクラウドで処理され、分析後24時間で消える
字幕づくり(音声分析)の音声は、パソコンの中だけで処理されるわけではありません。
音声を聞き取るAIの仕組みが外部のクラウドにあるためで、個人情報処理方針によると、音声分析にはGoogleとAmazon Web Services(AWS)の音声認識の仕組み(STT API)が使われ、どちらもアメリカの事業者として国外委託先に挙がっているのが現状です。
一方で、音声分析に使った音声ファイルは、分析と字幕ファイルの作成が終わってから24時間で削除されると書かれています。クラウドに保存したプロジェクトは、解約してから120日間保管したあとに削除され、チャットで頼めばすぐ消してもらうこともできるとのこと。
具体的には、10分の動画の字幕を作った場合、その音声ファイルは字幕ができてから1日たてば消える、ということになります。
音声が外に出ること自体は、AIの文字起こしサービスではよくある仕組み。行き先と消える時期が公開されているので、会社のルールと照らし合わせて判断しやすいはずです。
セキュリティの認証(ISO/IEC 27001・27701)も取っている
Vrewのデータ保護のページでは、情報セキュリティのISO/IEC 27001と、個人情報保護のISO/IEC 27701の認証を取っていると案内されています。
通信はTLSで暗号化し、社内の担当者でも利用者の許可なくコンテンツにアクセスできない、という運用も書かれている状態。認証書の資料は、問い合わせれば出してもらえるそうです。
気をつけたいのは「公開する動画の著作権」と「社外秘の映像」



ソフトの安全性より、何を読み込むかのほうが大事だったりするんだよね。
Vrewを使ううえで本当に気をつけたいのは、読み込む動画の中身のほうです。
利用規約では、アップロードするコンテンツについて必要な権利を持っていることを、利用者が保証する決まりになっているのが理由。動画の権利のトラブルは、ソフトではなく使った人の責任として扱われる、ということ。
例えば、他人のYouTube動画やテレビ番組を読み込んで字幕を付け、そのまま公開すると、権利を持っていない動画を使ったことになります。会社の会議や顧客が映った映像も同じ。音声は国外のクラウドで処理されるので、社外のサービスに預けてよいかを、会社のルールで先に確かめてください。
「Vrewが危ない」というより、「読み込む前に、使ってよい動画かを確かめる」。これが安全に使うためのいちばんの近道です。
VrewとCapCut、どっちを使う?


自動で字幕を付けられる無料ソフトとして、Vrewとよく比べられるのがCapCutです。
どちらも字幕は作れるので、選ぶ決め手は「何を一番ラクにしたいか」。運営者がふだん使っているのはCapCut Proのほうです。


しゃべり動画の字幕とカットを一気に済ませるならVrew
ひとりで話す動画やセミナーの録画に、字幕を付けながらカットもしたいならVrewが向いています。
字幕の文を消すと映像も消える、という文章ベースの編集がVrewの中心にあるのが理由です。何度も再生して切る場所を探す、という作業そのものが減ります。
具体的には、30分の社内説明を録画して、言い間違いと長い間を削って字幕付きで共有する、といった使い方。動画編集ソフトに慣れていない人ほど、差を感じやすいはずです。
無料でも月200クレジットまで試せるので、まずは1本で比べてみてください。
エフェクトやテンプレートで仕上げるならCapCut



SNSに出すショート動画なら、CapCutのほうが慣れてる人も多そう。
テンプレートやエフェクトで見た目を作り込みたい、スマホで撮ってそのまま仕上げたい、という人はCapCutが合います。
CapCutの自動字幕(自動キャプション)は、パソコン版・Web版・スマホ版のどれでも使え、公式の料金ページに回数の上限は書かれていません。有料のProは月2,700円・年21,800円で、毎月800のAIクレジットが付きます。
CapCutの字幕の付け方や、うまくいかないときの対処は、別の記事にまとめました。


会議の録音や長い音声を文字にするなら、Nottaも候補
動画に字幕を付けるのではなく、会議や打ち合わせの録音を文字にして残したいなら、VrewよりNottaのような文字起こし専用のサービスのほうが手間は少なくなります。
Vrewは「動画を作る」ためのソフトなので、文字起こしの結果を要約したり、チームで共有したりする機能は中心ではないのが理由です。
このブログの運営者は、打ち合わせの記録にNottaの有料プランを使っています。無料版を試して、使いやすさと精度でそのまま決めました。Nottaの無料プランは1回3分までなので、長い会議を通しで文字にするなら有料プランが前提になります。
具体的には、Vrewは字幕付きの動画を作りたいとき、Nottaは会議の内容を文字と要約で残したいとき、と目的で分けると迷いません。
Vrewでよくある質問


最後に、Vrewを使い始める前によく出る疑問をまとめました。
どれも2026年10月26日時点の公式の情報をもとにしています。
Vrewはずっと無料で使える?
はい。料金ページではFreeプランが「¥0/一生」と案内されていて、期限はありません。
ただし毎月のクレジットは200まで、書き出した動画には透かしが入る、という条件つき。透かしを消したい、もっと長く字幕を作りたい、となったら有料プランを考えるタイミングです。
作った動画は商用利用できる?
利用規約では、VrewのAI機能で作った画像や音声のファイルは、商用・非商用を問わず制限なく使えるとされているので、安心してください。公式サイトのトップでも、Vrewの無料素材(画像・動画・BGMなど)は商用目的の動画でも使えるという案内。
自分で読み込んだ動画や音楽の権利は、自分で持っている必要があります。
他人の動画や市販の音楽を使えば、Vrewで作ったかどうかに関係なく、著作権の問題になる点は変わりません。
有料プランの解約・返金はできる?
有料サービスを買ってから14日以内で、まったく使っていなければ、全額返金されると利用規約と特定商取引法の表記に書かれています。
それ以外は、使った日数(年払いは使った月数)の分を差し引いた残りから、さらに10%のキャンセル手数料を引いた額が戻る計算。返金の問い合わせは、Vrewの【マイページ】→【プラン設定】から行う案内になっています。
コンビニ払いや口座振込で払った場合、返金は海外送金になり、手数料は受け取る側の負担です。申し込む前に、ここは押さえておいてくださいね。
- ダウンロードは公式サイト(vrew.ai)から
- 無料は月200クレジット(字幕だけなら最大200分)
- 無料で書き出すと透かしが入る(消すのはLight以上)
- 音声はアメリカのクラウドで処理され、分析後24時間で削除
- 読み込む動画は、自分が使ってよいものか
参考にした公式情報(2026年10月26日確認)









